RICE処置はもう古い?新たな考えPEACE & LOVE

野球情報

こんにちは。こーけつです。

梅雨に入り晴れれば暑いし、雨は降るし、だけど練習しないと大会近いし指導者も選手も悩ましい時期ですが、体調管理をして乗り切っていきましょう!

さて、本日の内容ですが

“RICE処置はもう古い?新たな考えPEACE & LOVEです。

RICE処置

RICE処置を聞いたコトも無い方もいると思うので、簡単に解説します。

例えば捻挫をしたとします。そうするとアイシングして、テーピングで固定(圧迫)して、寝る時は脚が心臓より高くなる様にしましょう、という一連の管理のコトです。

頭文字のRICEを取ってRICEと言います。

R:Rest 休憩

I:Icing 冷却

C:Compression 圧迫

E:Elevation 挙上

こんな感じで捻挫や肉離れなどをしてしまった際に行う管理方法のコトです。今回はこの管理方法の考え方が変化してきているコト、新しい考え方についてご紹介します!

RICE処置から変化した理由

RICE処置については早く復帰出来る、治りが良くなるとの意見から行われておりました。しかし、中でもアイシングに関しては、はっきりとした根拠が述べられていませんでした。

アイシングには

①一時的な神経の働き、血流の抑制

②二時的な血管の拡張による血流増加

等があります。

しかし、本当にこれで早期の復帰や治癒が出来るのかは述べられておらず、逆に組織の治癒過程である炎症を妨げる行為が悪影響を及ぼす可能性があるのではないか、という声を出てきました。

以上の様な理由で、考え方が変化して来たコトが考えられます。

新しい考え“PEACE & LOVE”

平和と愛?なんのコト?って思いますよね笑。コレも頭文字を並べただけなのでご安心を。

P:Protection 保護

E:Elevation 挙上

A:Avoid Anti-Inframmatories 抗炎症の回避

C:Compression 圧迫

E:Education 教育

&

L:Load 負荷

O:Optimism 楽観主義

V:Vascularisation 血流促進

E:Exercise 運動

Protection 保護

出血を最小限に抑えて、損傷した組織の圧迫を防ぐことで組織損傷が悪化するリスクを軽減するために、1~3日間は免荷し運動を制限します。しかし、長時間の安静は組織の強度と質を低下させる可能性があるため、安静は最小限に留める必要があります。

Elevation 挙上

組織からの間質液の流れを促進するために心臓より高い位置に四肢を上げます。※四肢とは腕や脚のコト

Avoid Anti-Inframmatories 抗炎症療法の回避

炎症の様々な段階では、損傷した組織の修復を助けています。したがって、薬剤やアイシングにて炎症を抑制するコトは長期的にみて組織治癒に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、軟部組織損傷の急性期に対する薬剤やアイシングは推奨されないと言われています。

Compression 圧迫

炎症により間質液が患部周囲に溜まり、腫脹を作るのを防ぎます。例えば、足首捻挫後の圧迫は腫れを軽減し、生活の質を向上させると考えられています。

Education 教育

安静ではなく、積極的に動くことで組織の修復に対して利点があるコトを対象者へ伝えるべきです。過度な安静が組織の脆弱性(ぜいじゃくせい=弱さ)を作るとも言われています。余談ではありますが、指導者には過度な運動が組織の修復を妨げる可能性がある必要があるコトを伝える必要があります。病院で「安静は良くないから、動きなさい」というコトだけ伝わってしまうと、健常者と同様のメニューを組む可能性があります。あくまで”徐々に”動くことが大切です。

Load 負荷

急性期から亜急性期にかけて早期から機械的ストレスを加えて、症状に応じて通常の活動を再開すべきです。ちなみに活動=運動ではありません。日常生活のコトです。痛みを悪化させるコトなく最適な負荷をかけるコトで、損傷した組織の修復やリモデリングを促進し、組織の耐性と腱や筋、靭帯の能力を構築するコトが出来ます。

Optimism 楽観主義

楽観的な対象者の期待はより良い予後と関連をしています。抑うつや恐怖などの心理的な要素が対象者の回復の障害となるコトがあります。

Vascularisation 血流促進

心臓による血管運動は筋骨格系の組織損傷の管理の礎となるものです。痛みを伴わない有酸素運動を受傷後数日後に開始するコトでモチベーションを高め、損傷した組織への血流を増加させるコトが出来ます。早期の有酸素運動は身体機能を改善し、スポーツへの復帰を支援するコトが出来ます。

Exercise 運動

再発受傷を減少するために運動を使用を支持する強いエビデンスがあります。組織損傷の管理は、短期的な損傷管理ではありません。他の外傷と同様に長期的に好ましい回復を目指すべきです。

まとめ

今までは、”捻挫”をしてしまったらまず冷やそう、というのが主流でしたが、医学やスポーツ現場での対応は日々変化しています。その為、新しい知識や技術を取り入れて最新の情報を手に入れるコトが非常に重要だと感じています。私は昔からこうやっているから…これで問題が起きてしまったらどうしますか?私は野球においてこういう体質が根付いてしまっているとも感じています。(坊主は変わりつつありますが…)この記事を読まれた方は、今日を!、いや、今を!、ターニングポイントに出来るよう”行動”を変化させていきましょう。

今回の内容では、PEACEは捻挫や肉離れを受傷直後の対応として、保護・挙上・抗炎症療法を避ける・圧迫・教育が挙げられています。LOVEは急性期を脱した後の対象者への指導や対応として、負荷・楽観主義・血流促進・運動を挙げています。

重複しますが…臨床現場やスポーツ現場において、十分な修復と早期の復帰等を考えると以上の様な新しい考え方が必要になります。セラピストやトレーナー、指導者は知っておくと良いですね👍

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