今回の記事では、私が受けた副鼻腔炎の手術のことや、術後の処置などについて、書いていきますね!

【副鼻腔炎の手術はどんな感じ?】の前編をまだご覧になっていない方は、そちらからご覧頂くとより流れが分かるかと思います。
どんな手術?
私の鼻の中はポリープ(鼻茸)だらけになっており、元々狭い鼻腔(びくう)が更に狭くなっていたそうです。
左右の鼻の間に軟骨が誰でもあり、適度にどちらかに曲がっているのが通常です。
しかし、私の鼻の場合は右側に極端に曲がっていました。
大量のポリープと右側に曲がった軟骨によって、私の鼻腔はほとんど隙間が無い程、埋め尽くされてしまっていました。
あまり匂いを感じないと自覚はありましたが、医師からは

はっきり言われた様な気がします笑
そんな鼻の私が受けた手術は、とりあえず鼻腔のポリープを全部切除し、右側に曲がっていた軟骨をギリギリまで削りました。
粘性の強い(粘り気の強い)鼻水が鼻腔の至る所にこびり付いていたそうです。
元々4時間の予定でしたが、5時間以上の時間がかかった様です。
ただ全身麻酔なので、覚えているのは歩いて看護師の方と一緒に手術室へ行き、手術台に横になったとこまでです。
気付いたら病室に戻って来ており、横には妻がいて、私は点滴が繋がれ、酸素マスクをつけられていました。
術後の地獄 その壱
地獄
なんて見出しは恐怖を煽(あお)っている様に聞こえますが、このぶろぐの趣旨は”赤裸々に”である為、正直な感想を伝えますね!

3時間!?!?!?
最初は驚きましたが、

と思ったのが甘かったです。
私はベッドで仰向けに寝ており、鼻の中にはガーゼが詰まっている為、鼻の中の水分(主に血や痰の様なもの)が延々と口に流れてきます。
点滴、酸素マスク、バルーン(おしっこを溜める出すための管)、鼻に氷(冷やす為のもの)が付いているため、ほとんど動けません笑
手で酸素マスクをずらして、横にいる妻にティッシュをもらい、そこに血や痰を吐く作業を30秒〜1分に1回は行いました笑
これ、文字だけだとイマイチ伝わらないかもしれません、想像以上に地獄です笑
途中、ティッシュが1箱無くなってしまったので、妻が院内のコンビニへ走ってティッシュを買いに行ってくれました!

1時間30分くらいこの作業を続けていたら、看護師から
「奥さんは帰って下さい」
新型コロナウイルスが蔓延している時期であった為、病院も面会を制限していました。
妻が帰宅してから残り1時間30分は、1人で血と痰を吐く作業を行なっていました。
3時間が過ぎた頃には酸素マスクが外れ、血や痰がほとんど出なくなったので、やっと解放されました。
術後の地獄 その弐
血や痰を吐く作業が終わって、時刻は22時くらい。
寝ようと思っても全く寝れませんでした。
少しでも身体を動かすと、バルーンが付いている陰部が痛くて痛くて💦
仰向けのまま動けなかったので、今度は腰痛に悩まされていました。

何時か分かりませんが、夜勤の看護師さんにバルーンを外してもらってからはとっても楽になりました!
ただ、眠気は全く無くほとんど寝ることなく朝を迎えは気がするので、とっても長い夜でした…
術後の地獄 その参
朝になって丸1日振りの食事が、めちゃくちゃ美味しく感じました。
ご飯はお粥でしたが、手術の疲労や痛みで寝れない夜が明けた後のお粥は幸せの一時でした。
お昼の回診で身体に異常がなく、食事が摂れたため点滴が外れ、自己にてトイレへの歩行が許可されました。
ここで予想もしていなかった痛みです。
おしっこする時が激痛💦💦💦
0が痛み無し、10が死ぬ程の痛みだとしたら8〜9くらいでした笑
バルーンを入れていたので、尿道が傷付いているんですよね💦
20年くらい前にもバルーンを入れましたが、そんな記憶は一切ございません笑
この痛みは術後3〜4日は続きましたので、トイレへ行くのがひたすら恐怖でしたね。
術後の地獄 その肆
術後3日過ぎて、鼻血の量が減り、38℃程あった熱も引いて、身体が楽になって来た時です。

術前から、この処置がちょっと大変です。と聞いていたので、まあまあびくびくしていました。
時間になると看護師から痛み止めの薬を渡されて、予め飲んでおいて下さい。
病院で予め薬飲むとか、どんな痛みな訳!?
一気に血圧上がった気がします笑
いざ診察室へ行き、椅子に座り主治医とは違う、その日の診察医師に右の鼻からガーゼを抜かれました!!
激痛…
術後、初めてのトイレが8くらいなので、このガーゼ抜去の疼痛は20くらいですね笑
とりあえず、死ぬほど痛かったです…
右の鼻からガーゼを1枚抜いたら全身が痺れてしまい、気を失いそうでしたね。
ただ、ここで悲報が…まだ右の鼻にもう1枚入っているとのこと笑。
ということで合計4枚のガーゼを両鼻から抜いて、軽く失神して動けなくなったので、看護師さんに車椅子を押してもらい病室まで戻りました。
その後、2時間ベッド上安静+鼻のアイシング。
2時間の安静後は体が本当に軽くなり、やっと自分の体に戻ったような感じがしました。
最後に…
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
ちょっと脅すような表現があったかと思いますが、これが私が経験した副鼻腔炎のリアルな手術前後の治療です。
もし鼻水に悩まされている方の一歩を踏み出す際の材料に(明らかに痛そうなので、ブレーキになるかもしれませんが笑)して頂けたら光栄です。
質問等あれば、ぶろぐの問い合わせからでもSNSからでもお待ちしております!
では、またお会いしましょう!
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