副鼻腔炎の手術はどんな感じ?【前編】

アレルギー疾患
前々回の記事では好酸球性副鼻腔炎について説明させて頂き、前回の記事では私が経験した治療方法について紹介しました。
今回の記事では、どの様な手術を受けて、術後処置を受けたのか紹介させて頂きます!
こーけつ
こーけつ

 

 

私がどの様な手術を受けたのか、をお話しするより「私の鼻がどんな状態だったのか」を先に知っていた方が、話がイメージし易いかもしれませんね。

 

好酸球性副鼻腔炎って何?】をご覧頂けるとどの様な症状が発症するのかご理解頂けます。

 

 

好酸球性副鼻腔炎の治療は何するの?】をご覧頂くと、私が手術の前と手術の後にどの様な治療をしていたのか把握出来ますので、気になる方は先に読まれることをおススメします。

 

 

術前の鼻の状態

 

医者
医者
纐纈さん…これは酷(ひど)いですね…

 

こんな風に言われた記憶があります。

 

 

とりあえず、両方の鼻が軟骨とポリープ(鼻茸)で鼻腔が埋まっており、ほとんど空気の交通が出来ていない状態でした。

 

特に右側の鼻の状態が悪く、ほとんど隙間がなかったそうです。

 

思い返してみると、朝起きると冬場はほぼ毎日喉が痛くなっていたり、匂いが全然分からなかった気がします。

 

よくよく考えたら当然ですよね笑

 

 

鼻腔が塞がれていたら、鼻呼吸なんて出来るはずもなく、匂いも分かりません。

 

他にも私が悩まされていたのは、起床時に非常に眠たくなることや仕事をしていると両下肢が怠(だる)くなってしまうことでした。

 

 

これも今考えると、就寝時や日中も鼻呼吸が出来ないため、酸素が十分に体内のあらゆる部分に行き届いておらず、いわゆる酸欠状態で過ごしていたからだったのかと思います。

 

 

この様な状態で、地域の耳鼻科の先生から市民病院を紹介して頂き、本格的に手術の準備に取り掛かりました。

 

 

市民病院の主治医の先生から手術の説明を受けた時は、以下の様な手術をする予定と説明を受けました。

 

①鼻の軟骨が右側に大きく曲がっており鼻腔を塞いでいるため、軟骨を削れる部分まで削ります

②両方の鼻腔がポリープで埋まっているため、ポリープを切除します

 

 

え、ネットで調べた時の内容より明らかに大変そうなんですけど…笑
こーけつ
こーけつ

 

 

私がネットで副鼻腔炎の手術のついて検索した内容は、日帰りもしくは1泊するだけと書いてありましたが、主治医の先生のお話では1週間の入院と2週間の自宅安静が必要とのこと。

 

こうして、家族・職場と相談し手術を受けることとなりました。

 

 

手術の準備

 

手術が決定してから、実際に手術を受けるまで2~3か月以上の日がありましたが、ちょうど新型コロナウイルスが流行している時期でした(いまも十分流行しておりますが…)。

 

手術予定日のあたりの状況次第では手術を中止する可能性があることまで説明を受けました。

 

手術を受けるまでに行った治療や処置は以下の通りです。

 

①ステロイド薬を服用し、ポリープの炎症を押さえる。あわよくばポリープを小さくする。

②緩んでいる歯がないか、歯周病を発症していないかの確認

③喘息の状態を安定させるための吸入薬での治療

 

確かこの3点については、丁寧に説明された様な気がします。

 

 

◆ステロイド薬の服用

 

セカンドオピニオンとして、地域の耳鼻科を受診した際にまずステロイド薬にて治療を試みました。

 

しかし、その時は症状を抑えることが出来ても、ポリープを小さくすることは出来ませんでした。

 

今回のステロイドの内服の意味合いとしては、再度ポリープが小さくなるかチャレンジすること、そして術中の出血が少しでも減るよう、ポリープの炎症を抑えることを目的としていました。

 

 

あなたも一度くらいは鼻血をだしたことありますよね?

 

鼻は簡単に出血する器官であり、出血量も非常に多い部分だそうです。

 

 

◆歯の治療

 

これはビックリしました。

 

私は全身麻酔の手術が2回目でしたが、前回は歯のことなんか言われませんでしたので。

 

ただ、前回の手術は20年近く前の話で、手術の緊急であったため、歯の治療をする暇がありませんでした笑。
こーけつ
こーけつ

 

 

どうやら全身麻酔の際に気管挿管(きかんそうかん)をするため、器具を喉へ通す際に歯に接触してしまい、歯が抜ける危険性があるためだそうです。

 

気管挿管することで全身麻酔でも人工的に呼吸をすることが出来ます。

 

幸い、抜けそうな歯は無く、歯周病が進行していることもありませんでしたので、無事にクリアしました。

 

 

◆喘息の治療

 

喘息に関しては今後、記事として詳細を書かせて頂きますが、今回の全身麻酔の手術では喘息の状態が非常に大切となってくるようです。

 

歯の治療の部分でも書きましたが、気管挿管をするため喉に機械を通す際に喉を刺激してしまい喘息の発作を発症する可能性があります。

 

私は元々、呼吸器内科を受診しておりましたので、朝晩の吸入による治療を行っており、喘息の症状はほとんど無い、良好な状態でした。

 

 

それでも手術前には麻酔科医による気管挿管のリスクの説明や主治医による説明など、インフォームドコンセントには余念が無い徹底した対応だったと思います。

 

 

インフォームドコンセント:医療者が患者・家族へ実施する治療内容を説明し、患者・家族が理解・納得した上で治療を行っていく過程のこと。

 

 

これは病院ごとで質の違いがあってはいけませんが、私たち外来勤務と比較すると手術時は丁寧さが段違いですね!

 

 

次回は…

 

私が行った鼻の手術の内容、術後の入院中の治療・処置について、赤裸々にお伝えさせて頂きます。

 

では、またお会いしましょう!

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