野球における腰の使い方

野球情報
こーけつ
こーけつ

かんとく、こんにちは!

 

こんにちは!
こーけつさんが来るに様になってから、私自身のケガに対する考えが改まったよ!
かんとく
かんとく

 

こーけつ
こーけつ

そのお言葉嬉しいです!

力になれているなら、良かったです!

 

この前の試合で、良くフルスイングする選手が三振した時に腰を痛めてしまって…

こればっかりは仕方ないのかの…

かんとく
かんとく

 

こーけつ
こーけつ

いえ!仕方なくはないです!

それにもしっかり理由がありますよ!

 

そうか!

ではその理由を教えてくれ!

かんとく
かんとく

 

こーけつ
こーけつ

了解しました!

では、説明しますね…

 

 

これは、私が実際に介入している高校の硬式野球部で実際にあった事例です。

 

高校生に限らず、中学生でもフルスイングしてから腰を痛めた、という選手を病院やクリニックでもそこそこの頻度で見かけます。

 

これは事故で仕方がないことなのでしょうか?

 

それは違います。

 

しっかりとした理由があるので、その理由について紐解いていきましょう。

 

野球における腰の使い方

 

私が野球をプレーしていた約10年前によく聞いた言葉は、「腰で打て!」「もっと腰を回せ!」というような言葉です。

 

 

クリニックに来院する患者さん(腰痛に限らず)と話していると、現在でも時々そのように教えられている選手がいます。

 

この言葉の言わんとしていることは良く分かります。

 

しかし、厳密に言うと「腰で打て!」「もっと腰を回せ!」という言葉を意識したがために腰痛を引き起こすリスクも潜んでいます。

 

今回の記事では「腰で打て!」「もっと腰を回せ!」に潜むリスクと人の体に適した伝え方をまとめていきます。

 

 

まず、結論から申し上げると…

 

腰は回りません

 

そうなんです、人間の骨格上、腰は回る事に対しては不利な関節の構造をしているのです。

 

では、どの様な体の使い方が人間の体に合った、スイングの方法でしょうか?

 

 

効率的な体の使い方

 

先程、

 

腰は回らない関節

 

と説明しました。

 

ではいわゆる体幹の内どこが回る部分なのでしょうか?

 

それは胸と骨盤(股関節)です!

 

基本的に人間の体は「動きやすい関節」「動きたくない関節」の2種類に分けられています。

 

表現の仕方を変えると、動きやすい関節は「可動性」を求める関節、動きたくない関節は「安定性」を求められる関節と言われています。

 

回らない腰、回る胸と骨盤(股関節)はどちらにあてはまるでしょうか?

 

 

 

腰=安定性を求められる関節胸・骨盤(股関節)=可動性を求められる関節

 

 

勘の鋭いあなたはもうお気づきでしょうか?

 

人間の体は安定性を求められる関節と可動性を求められる関節は交互に位置しているのです!

 

 

胸=可動性腰=安定性

骨盤(股関節)=可動性

 

 

 

スライドの様な位置関係となっています。

 

体の動きやすい部分を使って、体を回す方が圧倒的に効率は良い訳です。

 

となると「腰で打て!」より「胸で打て」「骨盤で打て」という表現の仕方の方が理にかなっていいます。

 

しかしこれでは表現方法が2種類もあり、それこそ選手を惑わせてしまうことでしょう。

 

さらにいわゆる「手打ち」になるリスクも秘めているので、さらに深堀していきます!

 

 

胸を回す、骨盤(股関節)を回す…どちらの方がよいでしょうか?

 

 

 

これはあくまでも私こーけつの主観的な考え方にはなりますが、骨盤(股関節)を回すの方がしっくりきます。

 

実際にサポートしている高校でも、この意識を提案してからスイング時の疼痛が消失した選手を経験しています。

 

では、なぜ胸を回すではいけないのでしょうか?

 

…それは、胸を回すことで手が出てくるのが早まってしまうからです。

 

これは野球の現場が嫌う手打ちに繋がってしまうからです。

 

胸には肩甲骨が位置し、その先に腕が存在します。

 

腕に近い胸を回転させる意識を持ってしまうと、手を出すのが早くなってしまいます。

 

しかし、骨盤(股関節)を回す意識であれば、どっしりとした下半身を回す意識となり、骨盤(股関節)が先行して手が出にくくなるのです。

 

これらの理由から、スイングの際の声掛けは「骨盤(股関節)で打て」が最も適していると私は考えています。

 

「それじゃ伝わりにくそう」

「分かりにくい」

 

もし、あなたがその様に考えるのであれば「腰で打て」でも良いと思います。

 

ただし選手に伝える時に骨盤部分を腰と定義付けして伝える必要があります。

 

やみくもに「腰で打て」と伝えるだけでは選手は腰を痛めてしまうかもしれません。

 

 

腰のケガはなぜ起きる

 

最後に「腰で打て」という表現方法のリスクについて説明します。

 

それは回らない関節である腰に、回るという回転動作を強要することで、腰に付着する筋肉や靭帯・腰の関節に過剰なストレスを与えてしまいます

 

安定性を求められる関節に可動性を求めてしまうと、その関節は痛めてしまいます。

 

そうして起きる代表的なケガの1つに腰椎分離症があります。

 

腰椎分離症は回らない関節である腰を過剰に回したり、反ったりしてしまった末路にあるケガです。

 

早期発見出来れば、骨が癒合するケガではありますが、発見が遅れると骨がくっつかなくなることや長期間のコルセット装着による安静時期が必要となってしまいます。

 

腰椎分離症についての深堀は今回は避けさせて頂きます。

 

自分の子供、自分のチームの選手がこの様な悲しい事にならないよう、選手に伝える時の表現方法を改めてみてはいかがでしょうか?

 

 

こーけつ
こーけつ
かんとく、これらの理由から「腰で打て」ではなく、「骨盤(股関節)で打て」の方が理にかなっています。

 

なるほど、腰は回らないのか💦

知らなかった!

かんとく
かんとく

 

こーけつ
こーけつ

体の勉強をしていなければ分からない事ですから!

その為に、私達理学療法士が現場にいるのです!

 

じゃあ、三振でケガした選手は骨盤(股関節)で回す意識を付けていけば良いのか!
かんとく
かんとく

 

こーけつ
こーけつ

そういうことです!

私が一緒にトレーニングしてみますね!

 

おぉ!頼む!
かんとく
かんとく

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