野球で多いケガ②

野球情報
こーけつ
こーけつ
監督、おはようございます!

 

おぉ、こーけつ君おはよう。

かんとく
かんとく

 

こーけつ
こーけつ
前回お伝えした、野球で多い肩・肘のケガについては理解出来ましたか?

 

ボールが重いこと、球数が多いことが原因の1つと言っていたな!

ただ、ウチの選手は他にも踵や膝も痛い選手がいてな…

かんとく
かんとく

 

こーけつ
こーけつ

なるほど!

では、今日は前回のおさらいと踵や膝の痛みに関して、解説させて頂きますね!

 

 

野球で多いケガ2つだけまとめました

 

こちらのグラフは野球で多いケガ①で提示させて頂いたものです。

 

引用文献

【1】全日本野球協会,日本整形外科学会,運動器の10年・日本協会:平成27年度少年野球(軟式・硬式)実態調査 調査報告,2016
【2】全日本野球協会,日本整形外科学会,運動器の10年・日本協会:平成28年度中学野球(軟式・硬式)実態調査 調査報告,2016

 

 

見ての通りで小学生・中学生ともに1位が肘2位が肩ですよね!

 

これらの痛みの原因として、硬式野球の場合は軟式野球と比較してボールが重いことが1つの原因であると考えています。

 

もう1つの原因として、日本の野球大会はトーナメントが多く負けられない試合が多いため1人の選手が酷使され易い。

 

また、年間通して試合があるためノースロー(投球しない)の時期がほとんどないことです。

 

他にも投球フォームの乱れ・体の硬さ・筋力不足など様々な要因があると思います。

 

一度に全てを解決することは困難であるため、まずはチームで投手や捕手を出来る選手を増やして、1人当たりの球数の削減を試みてはいかがでしょうか?

 

 

ここからが今回の本題です。

 

もう1度、グラフをご覧下さい。

 

 

肘・肩に次いでケガの多い部位は小学生では足・足関節中学生では膝になっています。

 

先程、かんとくも「ウチの選手は他にも踵や膝も痛い選手がいてな…」と悩んでいましたよね!

 

これはデータにも出ており、全国的にも多い部位なんです!

 

では、なぜ小学生では足・足関節、中学生では膝が多いのでしょうか?

 

その理由は骨の成長筋肉の発達の観点から理解が出来ますので、今から解説していきますね!

 

 

なぜケガは起きてしまうのか

 

この章ではケガが起きてしまう理由を具体的に解説していきます。

 

まず、人間はほとんどの人が成長期に身長が伸びていきます。

 

身長が伸びる際は何が伸びているかというと、骨が伸びることで身長を高くしています

 

成長期と言われる小学生高学年から高校生(性差、個人差があります)の間に身長が伸び、緩やかに大きくなる人から急激に大きくなる人もいます。

 

私の周りにも1年間で20cm程背が高くなった人もいました笑

 

凄すぎますよね💦

 

この様に成長期を迎えると骨が一気に成長する場合があるのですが、骨が成長するというコトは骨に付着している筋肉も同じように発達しなければいけません

 

しかし、多くの人が筋肉の発達が骨の成長に追いつくことが出来ていません。

 

骨の成長と筋肉の発達がアンバランスな時期が成長期です。

 

アンバランスな時期に小学生から中学生、中学生から高校生へとどんどん運動量が増加してしまいます。

正しくコンディショニングが出来ていないと、骨と筋肉の付着する部分に牽引力が発生し、痛みが伴うことが考えられています。

 

この痛みが部位が今回の痛みの部位と繋がっています。

 

まずは小学生で多い足・足関節の痛みです。

 

多いのは踵の痛みです。

 

これは走ることが多くなり、ふくらはぎから踵に付着する筋肉(下腿三頭筋)が踵に牽引力を与えることで痛みを発生させます。

 

 

時々、病院では成長痛と一括(ひとくく)りにされることもありますが、立派なケガの1つです。

 

 

次に、中学生で多い膝の痛みはどの様に痛みを発生させるのでしょうか。

 

先程の骨の成長と筋肉の発達のインバランスを太ももの後面の筋肉(ハムストリングス)に当てはめてみます。

 

この筋肉は骨盤から膝の後面に走行している筋肉で、筋肉の発達が追い付かないと骨盤の後ろに引っ張ってしまします(骨盤後傾)

 

そうするといわゆる猫背の様な丸まった腰になりやすくなってしまいます。

 

丸くなりやすい腰で運動を長時間行うことで、太ももの前面の筋肉(大腿四頭筋)に牽引ストレスが加わり、膝へ牽引ストレスが加わる事が痛みの発生に繋がってしまいます。

 

 

この様に小学生ではふくらはぎの筋肉が踵引っ張り、中学生では太ももの前面の筋肉が膝を引っ張り、痛みを発生させています。

 

では、これは予防できるのでしょうか?

 

 

予防するにはどうすればいいか

 

方法は色々あると思いますが、今回はとっても簡単なことを2つだけ紹介します。

 

1つ目はストレッチです。

 

今回の2ヶ所の痛みは筋肉が硬くなることで生じると説明させてもらいました。

 

特に練習後は筋肉が硬くなりやすいので、練習後のクールダウンの時やお風呂に入った後に1分間だけ、筋肉をストレッチしてみましょう。

 

方法はコチラ

 

1分のストレッチで筋肉の柔軟性が改善すると言われています【3】。

 

引用文献

【3】Feland, JB, Myrer, JW, Schulthies, SS, Fellingham, GW, and Measom,GW. The Effect of Duration of Stretching of the Hamstring Muscle Group for Increasing Range of Motion in People Aged 65 Years or Older. Phys Ther 81: 1100–1117, 2001.

 

 

2つ目は授業中の姿勢です。

 

成長期の選手は野球をする時間より、授業で椅子に座っている時間の方が長い選手も多くいます。

 

猫背でダラっと座っていると、太ももの後面の筋肉がどんどん硬くなってしまいます。

 

骨盤を真っすぐ立てて、良い姿勢で座ることでそれを防ぐことが出来ます!

 

自分で姿勢を保つのが難しい場合は、お尻の後ろ半分にタオルを入れるなど工夫することで、猫背を防止できます!

自分の子供やチームの選手に教えてあげて下さいね!

 

 

身長の伸びが足・足関節、膝の痛みとリンクしていたのか…

背が高い選手は力があるから、たくさん試合に出て欲しいが、逆に負担がかかっているかのうせいがあるな💦

かんとく
かんとく

 

こーけつ
こーけつ

かんとく、そうなんです!

力のある選手が痛みで離脱しない様に、たくさんの選手を起用することをお勧めします!

 

そうだな…

1人の選手に負担が集中しない様に気を付けなければいけないな!

かんとく
かんとく

 

 

 

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