理学療法士が行う野球リハビリテーション~野球の指導者ではありません✖~

野球情報

こーけつです。

毎週土曜日のブログ更新続いてます。これで4週間かな?これだけ続けられているのはコロナ自粛があってのことですので、ケガの功名、といったところでしょうか。

今回の内容は昨日、Twitterで話題に挙がった野球選手が医療機関(病院、クリニックなど)で行うリハビリテーションの在り方について、私の見解を書かせて頂きます。

医療機関で野球選手のリハビリテーションに関わる医療従事者向けの内容となっています。

まずは結論から言います。

①理学療法士が投球フォームをいじっちゃダメ

②野手は投手と投げ方違います

③機能を改善して動作を変えよう

この3点めちゃくちゃ重要です。

 

今回の記事ではこの3点について深掘りしていきます!

 

理学療法士が投球フォームをいじっちゃダメ

伝えたい事は書いたまんまです。笑

ましてや理学療法士の経験が短く、たいして投球について勉強もしていない人が「この時は肘を高く挙げて」や「テイクバックでは」なんて話して、延々とシャドーピッチングしているのは、ナンセンスだと思います。

理学療法士が主に勉強している一般的な投球フォームは…

これはあくまで投手が投球をする際の投げ方であり、MERや下肢の使い方などは肩や肘の痛みを認める確率の低いフォームです。この一般的なに目の前の患者さんを当てはめるのはどうでしょうか?私は無しだと思います。

なぜなら、患者さん11人には個性があるため、それを型に当てはめるのは無理があります。ましてや、型に当てはめるコトによって個性が生かされなくなって、パフォーマンスの低下、なんて事もあり得ます。

医療機関へ訪ねる野球選手の多くは肩や肘、あるいは腰に疼痛を認めて来るでしょう。理学療法士の土俵は痛みを認める肩や肘、あるいは腰への介入です。下手に理解の乏しい投球フォームという土俵に手を出すのではなく、自分達の土俵で戦ってみたらどうでしょうか?

野手は投手と投げ方違います

投手はマウンドから自分のペースでボールを投げるコトが出来ます。理学療法士が投球フォームをいじっちゃダメでも書きましたが、一般的に言われる肩や肘に負担のかかりにくい投げ方はあくまで投手が捕手へ向かって投げる際の話ですね。キャッチボールレベルなら、部分的には似て来る部分もありますが、野手が守備の中でスローイングする時はどうでしょうか?捕手が盗塁を防ぐためにスローイングする時はどうでしょうか?

 

全然違いますよね💦

なのに、野手の患者さんが「肩が痛いんです」と病院へ来ると、ワインドアップでは、レイトコッキングではと投手に当てはめてしまいます。

コレはなぜでしょうか?おそらく、理学療法士が勉強する投球フォームに野手のスローイングは無いため、野球の投球障害=投球フォーム、になってしまっているのでしょう。ただ、正直に話すと恥ずかしながら私もそうでした💦投球フォームの指導をしていると野球選手のリハビリしてる感が出るからです笑笑。

しかし、よく考えると全く違いますよね。だけど患者さんは付いてきてくれます。良くなると思って。残念ながら

私が間違いに気づいたのは学生スポーツは期間が短いというコトを真剣に考える様になってからです。患者さんはたった23ヶ月しかない(高校野球なら)高校野球生活の中でケガをして、数ヶ月や下手したら手術をして1年以上を棒に振ってしまったら、半分以上の時間が過ぎてしまいます。しかし、その短い時間でいかに早く治せるか、というコトを信じて整形外科や接骨院に通います。ある意味、人生を懸けている患者さんも多くいます。そんな患者さん相手に適当なコトは出来ません。コレは野球選手に限った話ではありませんが、適当なコトを教えるのではなく、ちゃんとそのスポーツを勉強すれば、指導しているコトが合っているか、間違っているか分かります。そうです、野手と投手の投げ方の違いも分かります。

ちょっと熱くなり過ぎましたが、野手と投手は投げ方が違うので、型にはめたリハビリをしない様にしていきましょう。

機能を改善して動作を変えよう

コレが理学療法士が行う野球リハビリテーションの在り方だと思っています。具体的に言うと肘が下がっているため、肘に痛みがあるとします。シャドーピッチングをして「肘を挙げろ」と言うのではなく、肩関節の可動域の改善や肩甲帯に付着する筋肉を活性化させるコトで、結果的に肘が挙がる環境を作る、というコトです。

詳しく知りたい方はコチラの記事をどうぞ

👇

野球の動作は投手で約3秒、野手でも数秒、捕手のセカンドスローイングは1秒以下の世界です。それを意識的に変えれるなら、病院には来てません笑。たぶん。

ただ誤解して欲しくないのは、上記の例では肘という局所ももちろん評価して、治療する必要があります。評価した結果、肘が下がって肘関節の外反ストレスの増大が考えられるため、肩関節や肩甲帯周囲筋へ介入した、というコトです。例えば、肘関節の伸展制限により疼痛が出ていると考えたら、肩関節ではなく伸展制限に介入するべきです。

伸展制限を改善した結果肘が挙がって痛みが消失、肩甲帯周囲筋へ介入した結果肘が挙がって痛みが消失、私が考える野球リハビリテーションはこうであって欲しいです。

まとめ

くどいようですが、今回の記事で私から伝えたいことは…

①理学療法士が投球フォームをいじっちゃダメ

②野手は投手と投げ方違います

③機能を改善して動作を変えよう

この3点です。

 

以上!

最後まで読んで頂きありがとうございましたorz

次の記事でお会いしましょう。

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