こんにちは、こーけつです!
今日の内容は、予防事業開始までの道のり、ということで、今私が企画している事業の作業工程や検討していることをお伝えしたいと思います。
一応、来年4月よりスタートする事業の予定ですので、その工程を今後も随時発信していきます!
無事に4月にスタート出来れば、その活動内容も当ブログにて報告する予定です。
では、本題へ行きましょう!!
こーけつが企画している事業とは
こーけつが企画している事業は、育成年代の野球選手に特化した運動教室をテーマとした障害予防事業です。
最近は障害予防よりパフォーマンスアップと言った方が需要があり、集客もしやすいと思います。
実際、私自身がスポーツ現場へ出た時に理学療法士という国家資格を持っているためか、ケガ人を診て欲しい、との依頼を頂くことは出来ますが、トレーニングをして欲しい、とはあまり言われません。
そのため、ケガ人としか関われていないため、選手全体の一部への介入に留まっています。
これは私のプレゼン不足なのかもしれませんが、現状はこんな感じです。私が経験する野球チームにおけるケガ人の扱いは「練習の補助」です。
そのため、ケガ人への対応もものすごく大事ですが、おそらく指導者からしたら、選手個々のパフォーマンスアップの方が重点を置きたいと思います。私が指導者でも多分そうです笑。
しかし、なぜあえて障害予防と言っているのかと言うと、障害予防の先にパフォーマンスアップがあると信じているからです。その辺りの私の考え方も皆さんにお伝えできたらと思います。
加えて、ケガ人は「練習の補助」ではなく「ケガ人の練習」をすることの必要性なんかも今後発信出来たらと思います。
事業を企画した背景
私が本事業を企画した理由は大きく2つあります。
小学校の部活動の廃止
私が勤務している愛知県豊橋市では来年度(令和3年)から小学校での部活動が廃止になることが決まっています。
今後は豊橋市に留まらず、全国的に部活動の廃止や全国大会の廃止が検討されており、中学校の部活動の在り方も検討されていきます。
部活動は平日の放課後に行われており、小学生の体作りの基盤になっている活動です。
多くの学生は部活動だけではなく、習い事やクラブチームに所属してスポーツに取り組んでいる子どもが多くいます。
野球をしている小学生もそのうちの1人です。
野球は広いグランドが必要であり、照明器具が必要であるため、今現在平日の夜に練習をするチームは少なくなっています。
その為、野球をしている小学生に関しては平日の部活動が無くなると、土日祝日に行われるチームでの練習が中心になってしまいます。
土日祝日はチーム練習だけでなく、練習試合や公式戦なども入ってくる為、チームとしては技術練習中心の練習メニューが組まれることが予想されます。
技術は基礎的な動きや体力が伴ってこそ身につくものだと思うので、基礎が未熟な選手は技術が身に付かなかったり、ケガに繋がることも十分考えられます。
私が平日の時間を選手の運動する場を作り、発達段階に合わせた基礎的な運動をすることで、チーム練習で技術が身に付きやすかったり、ケガをしにくい体作りの手助けが出来ると考えております。
野球選手に関わる機会を求めて
私が今勤務しているのは整形外科クリニックで、院長先生が脊椎の専門医である為腰痛に悩んでいる患者様が多く来院されます。
夕方になれば学生のスポーツ患者様もたくさん来院されますが、その中で野球をプレーしている患者様は年間で20人前後と決して多くはありません。
所属する理学療法士も20人近くいる為、私が担当になることも多くありません。
院内で、来院された患者様へのリハビリに力を入れて口コミで広がることももちろん狙っていますが、私自身も経験が多くならないと十分な結果を出すことも出来ません。
院内のスポーツ斑という班に所属し、地域の野球選手に対して障害予防の講演を行うこともしましたが、その効果はイマイチです。
選手が病院へ受診する際に大事になるのは指導者や保護者に信頼を得ることです。
そこで考えたのは、私自身が地域に出て行って、選手と直接関わることで信頼を得ることや、事業の営業も兼ねて地域の野球チームに挨拶に伺い、顔の見える関係を作ることです。
今までは院内のみでの活動でしたが、地域に出て行くことによってクリニックの纐纈として顔を売り、信頼を得ることでクリニックに受診してくれる選手の数の増加を図っていきたいと考えています。
事業の狙い
「こーけつが企画している事業では」でもお話ししましたが、私自身が理学療法士として医療に携わっているので、基本ベースは障害予防のための運動です。
しかし、ありがたいことにクリニックではなく地域で活動する上では医療保険の枠組みからは外れるので、医療だけではなくいわゆるアスレティックリハビリテーションと呼ばれる、トレーニング系の運動もガンガン出来ます笑。
ということは…ケガしている選手の復帰からケガを予防したい選手の障害予防、選手のパフォーマンスアップまで幅広く対応することが出来ます!
そのため本事業の狙いはケガからの復帰、障害予防、パフォーマンスアップと幅広く対応出来る様にしていくことにあります。
豊橋市には整形外科クリニックはたくさんありますし、パフォーマンスを見てくれる施設もあります。
中には包括的に介入出来る施設があっても良いのではないでしょうか?良い意味で融通の効く事業を展開したいと思っております。
今後の展開
現在は事業計画が完成し、今後上司と本格的に事業について相談させて頂く段階に入りました。
新型コロナウイルスの状況にもよりますが、院内で話がまとまれば地域へ出てプレゼンテーションをする形になりそうです。
あとはオンラインでのパーソナルトレーニングの普及についても検討をしていかなければなりません。
やることは山積みですが、その過程も含めてこちらのブログで共有していきたいと思います。
では、次回の記事でお会いしましょう!
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